
私たちをとりまく都市・建築は、どのようにつくられ、使われ、意味を帯びてきたのでしょうか。本研究室では、古代から現代以前における日本・東洋建築史と、これら建築を保存・再生するための文化財学とを、専門的かつ学際的に研究しています。歴史的建造物の意匠・技法・空間・構造、それらをつくりだした理念・社会背景など、様々な視点から多角的に、かつ東アジアとの文化的な対外交渉関係をふまえながら検討しています。
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古今東西の建築や都市の歴史を研究しています。具体的には歴史建造物や建築図面などを調査・記録したり、文献を翻訳・註解することで、昔の姿をよみがえらせることが目標となります。そのためには建築のみならず関連分野との学術交流が不可欠ですので、文系・理系といった専門や、国内・国外といった条件にとらわれない博覧強記の人材育成を目指しています。研究室には留学生も元社会人もいます。

市街地において良好な居住環境を形成するためには、近年増加している空き家問題への対応をはじめ、住宅ストックの適切な供給・保全・更新を図っていく必要があります。本分野では、そのような居住環境の保全・改善を図っていくための既存の住宅・社会資本ストックの有効利用・更新・マネジメント方策のあり方、実現のための住宅政策のあり方等に関する研究を行っています。
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格差や高齢化などの危機を抱える現代社会において、最低限の生活を保証するために、住まい、および教育、文化、医療、福祉等の公共福祉建築について、人々の行為/生活と建築/地域空間との相互作用に関する研究/実践から、計画の基盤となる理論構築を目指しています。
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人間と空間の基本的関係を解明するために、さまざまな調査や思考実験等を展開しています。さらにはそれらを通じ、現代社会が時代に対応する上で必要とする建築型の開発や検証を行っていきます。実践と理論の連結を目指す学際的学問領域です。
○ 空間認知に関する研究 ○ 建築発注の国際比較研究 ○ 苓北町民ホール(日本建築学会作品賞:共同受賞) ○ プレ・デザインの思想(日本建築学会著作賞)
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災害及びそこからの復興は、都市・地域空間のあり様に大きな影響を与えます。本研究室では、災害後の復興空間計画のあり方、実現手法としての規制・事業のあり方、結果としての空間変容の実態、それらと平時の空間計画等との関係性について研究を行っています。
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世界中の地域・都市を対象として、将来に資する国際的な防災・復興戦略の策定を目指し、災害による被災地の復興および既存都市の脆弱性評価に関する研究を行なっています。具体的には、被災地の復興モニタリングに基づく復興曲線作成と復興過程の評価、災害に対応した都市・建築空間デザイン、建物被害関数の構築、都市復興アーカイブズ、津波による避難計画などの研究に取り組んでいます。
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