健康・快適、さらには知的生産性の高い建築環境の実現を目指して、室内外の物理環境に対する人間の反応(生理・心理・行動)について研究を行うとともに、これに基づく環境調整技術の開発や環境設計の方法論に関する研究を行います。具体的な研究内容は、熱中症・ヒートショック防止のための人体シミュレーション、低湿度環境における快適性と健康影響、覚醒状態を向上させる空調手法などです。
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当研究室は、建築空間の熱・空気・光環境や消費エネルギーを調べ、健康・快適で省エネな建築を実現するための建築環境技術を研究しています。空調設備技術や自然採光技術の研究開発、環境評価手法の開発などを通じて、スマート社会を構成するこれからの建築に、環境の側面から取組みます。また、原発事故被災地の屋内γ線環境や建築計画による放射線防護手法についても研究しています。
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新たな建物の建設や都市化が風の流れや温熱環境、空気汚染に及ぼす影響を予測・評価し、良好な都市環境を実現するための方法を研究しています。都市緑化や日射反射の制御、建物の形状や配置の工夫による海風の冷熱の導入等の都市の暑さ対策に長年取り組むとともに、大型台風による強風の予測や都市豪雨、河川氾濫時の水流制御、ドローンを活用した熱環境設計法の開発にも取り組んでいます。
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建築物を長く安全に、また、愛着をもって使い続けることは、持続可能な社会の基礎となります。本研究分野では、セメント系材料を主な研究対象に、ニーズに応じた新たな建築材料・構法の開発や、性能評価技術の確立、材料劣化メカニズムの解明などを行い、建築物の維持管理・長寿命化といったライフサイクル全体に亘る課題について材料科学の観点から取り組んでいます。
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建築は時間とともに性能が変化(多くの場合は低下)し、このことは建設時に投入されたコストや技術水準に関わらず避けられません。このような性能変化(低下)に対し、材料自身が自律的に対処する自己修復コンクリートや、建設当初から組み込むリユース・リサイクルシステムなど、新しい発想による建築材料・構法によって永続的に対応可能とする研究に取り組んでいます。
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