PCMを利用した温度管理型グリーンハウスの開発

PCM(Phase Change Material)とは 相変化の際の潜熱(凝固熱・融解熱)を利用して蓄熱する物質のことです。 本研究では、PCM用いて外皮システムの構築を図り、 自然エネルギーを利用したパッシブな変温管理が可能なグリーンハウスを開発することを目指しています。

PCMは一定温度範囲での熱供給が可能なことから、従来の断熱被膜資材にPCMを加えることで、 一定温度維持効果を付加させることができます。また、ハウス底面にPCM蓄熱板を用いることで、 日中に蓄熱し夜間の温度管理に有効であると考えられます。 PCMを利用して省エネルギーでハウス内温度を管理することが期待されます。

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