沿革


[1] 講座・分野の変遷

 東北大学の環境系の研究室は、
1)建築設備計画講座(昭和41年~平成7年)
2)都市及び建築計画講座の建築環境工学分野(平成8年~平成16年)
3)サステナブル空間構成学講座中の2分野の時代(サステナブル環境構成学分野及び地域環境計画学分野)(平成17年~平成23年)
4)サステナブル空間構成学講座中の3分野の時代(地域環境計画学分野、居住環境設計学分野及びサステナブル環境構成学分野)(平成24年~)
と名称を変えながら発展してきた。

[2] 建築設備計画講座の時代(昭和41年~平成7年)

 建築設備計画講座は昭和41年度に発足した。担当教授は昭和26年4月に建築計画講座の助教授として任用され、建築計画第1講座の助教授をされていた長谷川房雄先生である。先生は昭和59年度までこの講座を担当された。その後、昭和61年度から平成3年度まで鹿島建設技術研究所におられた長友宗重教授が担当し、その後、昭和53年度から助教授として在職されていた吉野先生が平成4年5月から教授となって講座を引継がれた。この間、松本真一先生が平成5年1月から講師として、平成7年8月から助教授として在職された。
 助手としては、澤田紘次先生(八戸工業大学名誉教授)が昭和41年度から51年度まで、石川善美先生(現在、東北工業大学教授)が昭和47年度から平成2年度まで、松本博先生(現在、豊橋科学技術大学教授)が昭和54年度から昭和62年度まで、松本真一先生(現在,秋田県立大学教授)が昭和63年度から平成5年度まで、趙雲先生(現在、福?企業上海福奥建筑科技有限公司・総経理)平成7年度から平成8年度まで在職されている。

[3] 都市及び建築計画講座の建築環境工学分野の時代(平成8年~平成16年)

 平成8年度の大学院重点化における大講座制への移行に伴って、建築設備計画講座を引き継ぐ形で都市及び建築計画講座の1分野として建築環境工学分野が、吉野博教授・松本真一助教授の体制で発足した。松本先生が、平成11年4月に秋田県立大学の教授として赴任されたのに伴い、同年4月に持田が助教授として新潟工科大学から赴任した。平成5年10月から助手であった佐藤洋先生は平成11年10月に講師に昇任し、その後(独)産業技術総合研究所に転出された。佐藤洋先生の昇任後、平成11年から平成13年まで李振海先生(現在、中国の同済大学教授)が助手を務めた。また,平成13年から平成14年にかけては,三田村輝章先生(現在,前橋工科大学准教授)が研究員を務めた。
 また、イエール大学ピアス研究所の准教授であったLarry G. Berglund先生が米国から来日し、平成8年から平成11年の3年間、暖房換気空調システムデザイン分野の教授として教鞭を執り、建築環境工学分野と一体となって教育・研究に携わった。Berglund教授の滞在は、都市・建築学専攻の教職員・学生にとって様々な意味で刺激となり、国際的な交流の機会を増やすことにつながった。

[4] サステナブル空間構成学講座中の2分野の時代

  (サステナブル環境構成学分野及び地域環境計画学分野)(平成17年~平成23年)

 平成17年度に都市・建築学専攻の組織改編があり、環境系と材料系、さらに改修等に係る構造系の1部から成るサステナブル空間構成学講座が発足した。この時期は、国立大学の独立行政法人化、教員の職位の呼び方の“教授・助教授・助手”から“教授・准教授・助教”への変更等、大学全体でもいろいろな改革、改変があったが、都市・建築学専攻では、新体制では准教授も独立して研究分野を担当することとなった。これに伴い、吉野博教授が担当するサステナブル環境構成学分野と准教授であった持田が担当する地域環境計画学分野の環境系2分野の体制に移行した(その後、持田は平成18年に教授に昇任)。また,平成19年度から平成24年度まで高木理恵先生が,平成20年度から平成21年度までIsaac Yu-Fat Lun先生が助教を務めている。吉野博先生は平成23年度を以て定年退職された。

[5] サステナブル空間構成学講座中の3分野の時代

  (地域環境計画学分野、居住環境設計学分野及びサステナブル環境構成学分野)(平成24年~)

 平成24年にサステナブル空間構成学講座の居住環境設計学分野の担当として、本学OBの後藤伴延先生が准教授として山口大学から赴任した。従来、居住環境設計学分野は野村希晶先生が担当し、デザイン、環境、構造等の境界領域の研究が進められてきたが、野村先生のご退職に伴い、環境系の後藤先生にこの分野を担当して頂くこととなった。続いて、平成25年4月から、本学OBで、大成建設において多くの設備設計や環境・設備技術の開発に携わってきた小林光先生にサステナブル環境構成学分野をご担当頂くこととなった。これにより、外部環境を扱う地域環境計画学分野(持田研究室)、人間と環境の関わりを明らかにし、快適で知的生産性の高い環境のあり方を追求する居住環境設計学分野(後藤研究室)、そしてこれを少ない環境負荷(省エネルギー・低炭素化)で実現する方法を追求するサステナブル環境構成学分野(小林研究室)の3分野体制となった。また、平成19年度から助教をされていた高木理恵先生(現在、東北工業大学准教授)が秋田県立大学に転出し、平成25年度からは大風翼先生が助教となった。その後、平成28年3月に大風先生が東京工業大学の准教授に転出し、平成28年7月には本学OBでオリエンタルランドに勤務されていた石田泰之先生が助手として着任した。


(2012.8.20 持田記)

(2013.4.1 一部加筆訂正)

(2016.8.4 一部加筆訂正)

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